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在宅看取りに向かって

在宅看取りのこと書きます
重い話になりますので、スルーしてくださいね

金曜日にでも、家に帰ってもらえたかもしれないのに、訪問診療を希望した掛かり付け医の先生が金曜土曜と地元を離れられるという事情で 退院が月曜に決まり、今病院の個室に付き添いで泊まっています

水曜から在宅看取りに向かって動き出し
木曜には 担当医、ソーシャルワーカー、看護師と具体的な打ち合わせも進み

その金曜日のことです
朝 母と話す中で、家に帰ってきてもらうことが 父の寿命を縮めることになり 帰宅後すぐの看取りになる可能性の大きいことが あまりにも悲しいと 在宅看取りを諦めようとして 病院、掛かり付け医、ケアマネージャーと次々とお伝えました

母の一言が起爆剤だったのですが 実は自分が揺れていたのでしょう
次々と連絡を入れ終えると なんだかほっとした気がしました

でも、その日の午後、病室で父を見つめていると
あーあ!やっぱり連れて帰ってあげたい!
そして、その時同席していた 息子との話や、気遣ってくださった看護師さんたちに背中を押してもらったかたちで、またまた、病院、掛かり付け医、ケアマネージャーにやはり月曜の退院をお願いしたというバタバタを演じてしまいました

その後、病院では 父を個室に移動させてくださって(実は入院時は大部屋も個室も満室で特別室におりましたが大部屋の空きができて移っていました)早速その夜から 到着していた義妹と母の二人が泊まり 別れの時間が始まりました

自宅には 早速 家庭用の酸素吸入の設備が入り ベッドはエアーマットが導入され 少しずつ 環境が整えられていきます
土曜は日中は母を家で休養してもらい 義妹やわたしで行ったり来たり
夕方から母が深夜からわたしが加わり 日曜の朝を迎えます

病室に誰もいなくなって見守りができなくなる時 先ず父の手にミトンがはめられます
入院以来ずーっとなのですが 点滴や酸素のチューブを無意識かわざとか 引き抜いてしまうからです

父のミトンをつけ外しするたびに 1年前を思い出します
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一ヶ月早く産まれてきた昌悟くんのこども病院での一枚、鼻の管を引き抜くのでぐるぐる巻き
もうすっかり元気になって ベビーカー代わりのソリでご機嫌ですね
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看護師さんが来られたり、仮眠したり、父を見つめていたり 途切れ途切れに書いていると もうすぐ夜明けです
母は昼間あまり寝ていなかったのか、わたしが到着する前からソファベッドでよく眠っています
父はなぜか夜通し眠らず ごそごそと手を動かしたりしていましたが 先ほどやっと眠り始めたようです
思うに 昨晩 母がお相手をし続けていた 余韻ではないでしょうか

日曜、きょう1日 乗り越えてくれたら 明日の午後には家だよ
ストレッチャーの介護タクシーが迎えに来てくれます
移動用の酸素も、もう病室に持ってきています

そうだ!氷を細かく砕いて準備しておかなくては

パーキンソン症候群による嚥下障害で ずーっと絶食で口からは何も入っていません
ヘルパーさんから、口に入れて湿らせてあげられるようにと教えてもらっています
実は91の父の歯はほぼ健全 すごいでしょ!
どうやるのだったかな?看護師さんがおっしゃってましたね 歯科医みたいに何かを噛ませてその隙間からって
だから 口に入れてあげるの至難の技のようですよ 噛みつかれる危険が!!


by boushi-fufu | 2016-03-06 06:46 | 雑記